【小説家になろう】長編小説『セーブ&ロードのできる宿屋』の感想

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漫画・小説

 

『死なない宿屋』

冒険者垂涎のそんな都市伝説をもつ宿屋があった。

少女ロレッタはある目的のため、駄目元でその宿屋にたどり着く。

そこで知った『死なない宿屋』の秘密とは。

「セーブポイントです」

そこの宿屋は、異世界から来たという、

『セーブポイント設置能力』をもったカンスト冒険者の経営する店だった。

冒険者を引退して宿屋を経営、

しかも冒険初心者に修行までつけているらしい。

強くならなければならないロレッタは

宿屋主人アレクに修行をつけてもらうことになるのだが……

死んだってロードすれば平気!

な引退冒険者の新人育成プラスαな宿屋ライフストーリー。

引用:https://ncode.syosetu.com/n9497dd/

 

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感想

もしゲームに記憶が引き継がれるなら

こんな感じなのかなぁと想像、したくナイ話。

ゲーム中の「セーブすれば平気だよね」が現実に実行されて笑えません。

何十回もの飛び降り自殺が修行って怖すぎるわ。((((;゚Д゚))))ガクブル

 

絶対に強くなれるけど心の傷が増え精神が死んでいく。

そんな描写に読んでいるこっちの精神も抉られそうになります。

セーブするから(何百回死のうが)大丈夫と

たやすく行われるえげつない行為に青ざめます。

 

ゲームがない異世界だから

セーブ&ロードが理解されにくいのも

トラウマを増やす要因じゃと思ったり。

 

ほのぼの&ほっこりな描写もあるけど

過酷な修行の現実逃避だったりで笑えません。

記憶がなくなるってどんだけぇ…。

 

身体に傷が残らなければ平気と無茶振りをする無自覚ドSな宿屋の主人と

一刻も早く強くなりたい少女たちの

心が死んでいくハートフルボッコなストーリー作品。

 

セーブの恐怖がよく分かる小説です。

強くなる代償が怖い話。

 

 

『セーブ&ロードのできる宿屋さん』作者:稲荷竜

セーブ&ロードのできる宿屋さん

 

 

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