清掃と害虫駆除の仕事をしていた駆除業者が
RPGっぽい異世界で同じ仕事をする長編小説の感想。
異世界で”駆除”、承ります。
清掃員兼害虫駆除業者として働いていたコムロ・ナオキは
不慮の事故で死亡し、転生して異世界へやってきた。
“魔物と戦うのは無理だけど…”ということでゆるりと駆除の仕事をしていたら
大量に魔物を駆除したせいなのか身体に異変が…!?
ツナギを着た転生者の異世界漫遊記、ご堪能あれ。
引用：http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS04000035010000_68/
感想
レベルやスキルがあるRPGっぽい異世界に来たのに
冒険はせず毒団子、虫よけ、殺虫剤、バ○サンで害虫駆除。
戦わなくても経験値が入るので
害虫駆除って実はチート…？
と思わざるを得なくなり目から鱗でした。
それだけでレベルアップできる世界って一体…。( = =) ﾄｵｲﾒ
フランクな奴隷２人と出会い
仲間にするのかと思いきやすぐ解放、
次の街にサクサク移動するなど
王道のライトノベルとは違って楽しかったです。
旅の途中で変わった魔物学者や
ゲームのマ○オみたいな人に出会ったりと面白おかしく笑えます。
神から勇者駆除を頼まれたり
世界の果てまで出張したり
ついにはレベルの秘密が明かされたり。
駆除しまくった果てに知る
異世界の仕組みは幸か不幸か？
殺虫剤が火(煙)を吹きまくる
俺TUEEEより殺虫剤TUEEE！な気がする
勇者召喚より読みやすいかもしれない物語。
虫が鬱陶しい季節に読むとどこかスッキリ！･･･するかもしれません。
『駆除人』作者：花黒子 http://ncode.syosetu.com/n1406cr/
コンプエースコミカライズ『駆除人』：http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS04000035010000_68/
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2017.07.27